それって老化ですか?(膝痛)

カテゴリー:整体ブログ 公開日:2011年09月23日

頭蓋骨矯正で自律神経・免疫力を整える大阪堺市/整体院エール 木村です。

こんばんは^^

本当に、老化ですか?(膝痛)

膝の痛み【堺市の整体院エール】

先日ご来院になられたYさん、
左膝の疼痛を訴えて、当院へ来られております

この膝痛、年配の方に多いのですが、
病院へ行くと、「軟骨が減っています まぁ老化ですね」で片付けられるケースが多々です。

70にして今も現役(職人)にこだわるYさんもそんなお一人であります。

Y氏
「軟骨減ってるから注射しよって言われてやってんやけど全然あくかい!(あかん)」
「あんなとこ、何回行っても一緒や!しゃぁけど、おんなじような痛みの年寄り多いわぁ」
「聞いたら膝痛で何年も通ってるんやて 何年も通ってこれかい!って思うたら行く気失せたわ」


「確かに年齢と共に軟骨がすりへっていることは確かかもしれませんね」
「ですが、前日まで痛みないのに翌日痛みが走るには何かプラスされた負荷要因があるはずですわ」

Y氏
「そうやぁ、ワシもそう思うんやぁ」
「ウチのおかあもココ来て腰楽なったって言うからやなぁ、来たんやぁ」
「先生、治るか?」


「ハハハ^^; すぐに治せと言われたら無理ですけど、気長にみてくれるなら」

こんなやり取りをしてから、数回診させて頂きましたが、
結局、軟骨が擦り減っていることが原因ではありませんでした。

Yさんの場合、長年していた研磨の仕事上、体幹が左側屈しており、

その結果

  1. 左殿筋への疲労増大 ⇒ 左股関節の制限
  2. 上半身の衝撃吸収をする股関節の制限により ⇒ 膝関節への衝撃増大
  3. 膝周囲の筋肉・じん帯の疲労により ⇒ 膝関節の伸展制限
  4. 大腿骨に対して脛骨が外旋にロックし、それを代償する為に足関節は内旋へ変位

ゆえに1、2の結果から、
膝関節の伸展制限と過度な捻れが、膝痛の直接的な要因になられたんだと思われます。

このようなケース、
「老化」で片付けられた方の中には、潜在的にたくさんいると思われます。

なかなか治らない方、
根気良く一つの病院に行く事も大事ですが、
時には道を変えてみるすべも必要かと思われます。

「年だから・・・」と諦める前に、
体の【歪み】をレントゲンではなく、
触診で感知する専門機関へ一度行かれることをオススメいたします。