産後に骨盤矯正する理由とは?
カテゴリー:整体ブログ 公開日:2011年01月14日頭蓋骨矯正で免疫力・自律神経を整える大阪堺市/整体院エール 木村です
おはようございます!
産後の骨盤矯正は大事です!
先日、ご来院になりました産後5ヶ月になるMさん、
今まで腰痛知らずだったようですが、赤ちゃんを産んでから腰痛と膝痛になったようです。
初診時、彼女の姿勢バランスを見てビックリ。
骨盤が大きく後傾し、バランスを取る為に大腿骨は前に大きく傾き、それでもって、大腿骨の前傾を相殺するように脛骨が後ろへ後わん(反張膝)されていました。
そこに元々なのか??
右股関節に制限がある為、左に体重が流れてしまい、体重を受ける軸にも微妙なズレが。
そりゃ、腰も膝も痛くなるはずです。
膝が痛くなった当初から、整骨院に行っていたようなのですが、
患部のマッサージをしてくれるものの痛みはすぐに再発。
こういう場合、まずは前わん・後わん・左右のバランスが悪いので、
まずは、その波を小さくしてあげなければならないと思われます。
彼女の場合、どうも授乳時の姿勢が骨盤の後傾を助長しているようだったので、
- 骨盤の過剰な傾きをキーポイントとし
- 大腿骨と脛骨のバランス
- 右股関節の調整
- 四頭筋や腰筋等の筋肉調整
- 後傾しすぎないような姿勢のセルフケア
上記3点を重点的に調整することに努めたところ、3回目に痛みはほぼ無くなったようです。
産後まもない頃の調整だったので、早く効果があらわれたのかもしれませんね^^
出産時には緩んでいた骨盤のじん帯、月日と共に元の固さの状態に戻ろうとします。
その時、左右・前後・回旋のバランスに不具合があると、どこかに負担が過剰にかかり、
それが長い年月と共に、大きなズレになりかねません。
この時期のバランス調整、めちゃくちゃ大事ですから!