活性酸素とアトピー
カテゴリー:整体ブログ 公開日:2016年02月24日脳幹を調整し、免疫力・自律神経を整える大阪堺市/整体院エール 木村です
こんにちは!
活性酸素とアトピー
この数日、花粉症などで鼻がつまり、
イライラしたり、寝不足ぎみという声をチラホラお聞きいたします。
ちなみに、ストレスや寝不足などは、
活性酸素を過剰に発生させます。
- アトピーなどの皮膚症状
- リウマチやSLEなどの膠原病
- 花粉症やハウスダストなどのアレルギー症状・・・etc
これらのような症状には、必ず炎症反応があります。
そして、炎症と活性酸素は切っても切れない関係にあります。
炎症が起きている状態=活性酸素が暴れている状態 です。
では、「活性酸素」ってなんなのか知っています?
体内に入った酸素の約2%が「活性酸素」という物質に変身します。
生きるうえで切っても切れない酸素ではありますが、何事もバランスが崩れると良くないことが起こるのです。
活性酸素とは?
本来、体内に侵入した細菌やウィルスなどの攻撃からを守るために、白血球が作り出す物質です。
ですが、
- ストレスや睡眠不足
- 添加物の摂取
- 強い紫外線
- 長時間の電磁波被爆
- タバコや排気ガスの吸引・・・etc
これらが原因で過剰に体内で活性酸素が発生してしまいます。
活性酸素により1つの細胞がサビると、その細胞は次々にまわりの細胞を酸化させていきます。
活性酸素により細胞がサビていくと、内臓や皮膚、骨などのあらゆる組織にダメージを与えます。また、アトピーの赤み、痒み、炎症が起きている状態も活性酸素が暴れていることが原因です。
*活性酸素のこと、下記動画で詳しく説明されています
この活性酸素が暴れている時にステロイドを塗布すると、活性酸素は吸収され炎症は治まります。
しかし、活性酸素を吸収したステロイドは酸化され、ステロイド酸化物質というモノに変わってしまうのです。
こいつは、カラダを交感神経緊張状態にしてしまい血流低下と穎粒球を増やしてしまいます。
穎粒球は組織を炎症させます。
こうなると、アトピー性皮膚炎から酸化コレステロール皮膚炎という症状に変わってしまうのです。ステロイド外用剤を使用し始めてから数カ月から数年で起こるそうです。
炎症を鎮めるためにステロイド外用剤を使用すると、
酸化 ⇒ かゆい ⇒ 多量の薬
となってしまいます。
「塗り薬ならそんなに心配ないよ」と言われる先生もいてますが…
やはり、長期使用となると如何なものか?と思ってしまいます。
かゆいから掻くのではなく、
ステロイドが切れて炎症をおこす。
だから、かゆいのです。
ステロイド剤は免疫抑制剤です。
免疫抑制剤は本来、細胞が炎症反応で治そうとしている行為を強制的に免疫を抑えさせてしまっているのです。
だから、かゆさという炎症反応が抑えられるので、一時的には楽になります。
例えるなら、
ツボの中(人体)にある毒素をステロイド剤というフタで栓をしているだけです。ツボの中の毒素は、どんどん溜まり、しまいにはそのフタでは抑えられなくなるので、さらに強いフタ(ステロイド剤)で押さえ込まないといけません。フタの強度が強ければ、毒素が出れませんので炎症反応は起こりません。
ですが、先ほども述べたように
本来、炎症反応とはカラダを治そうとした結果の反応です。
この反応を止めてしまうと、ツボの中の毒素はどんどんと溜まり膨張し、強いフタ(薬)でも栓が出来なくなってしまいます。やがて、ツボから出て来たたくさんの毒素を処理するために、すさまじい炎症反応を起こしてしまうのです。
これがアトピー性皮膚炎の悪化、リバウンドの実体です。
活性酸素を過剰に出さないような生活にするためには
- ビタミン、ミネラルの摂取
- 規則正しい生活
- 十分な睡眠
- ストレスを溜め込まない
- 適度な運動やマッサージなどで血流促進
をオススメいたします。
また下3つの改善策として、 リンパマッサージや頭蓋仙骨療法、オススメです!