原因不明の体調不良と眼精疲労
カテゴリー:整体ブログ 公開日:2018年06月02日おはようございます
振動療法で脳のパフォーマンスを高めるバランス整体院エールの木村です。
その不調、スマホ姿勢が原因かも!?
この数年、若年層(10代)の体調不調で来られる方が急増している気がいたします。
朝起きれない、夜ねむれない、頭がモゾモゾする、フワフワする、やる気が出ない、集中できない…などなど
色々と病院へ行くも原因不明と言われ、最終、心療内科をすすめられ、そこを回避するケースで当院に来院される感じです。
当院では、そういう症状のケースでは必ず頭蓋骨の調整(クラニオセイクラル)をいたしますが、そういう症状で悩まれる子に共通するのが、蝶形骨(目の奥)の動きの制限です。
スマホやゲームなど長時間の下向き姿勢が、後頭骨や蝶形骨の動きを制限し、結果、ホルモンバランスや自律神経を狂わせることにつながると当院では捉えています。
実際、そういう子達に大きく眼球を動かせるエクササイズをすると、スマホ姿勢で下向き一点凝視しているせいか?
眼球を上方へうまく動かせていません。そして1分くらい眼球のエクササイズをしていくだけで、首のコリは和らぎ、蝶形骨や後頭骨の動きも大きくなります。ちなみに眼球の奥に位置する蝶形骨には、脳下垂体というホルモン分泌に関係する脳が乗っかっています。
故に、スマホ姿勢で一点凝視 → 目の疲労 → 蝶形骨制限 → 脳下垂体の分泌低下 → ホルモンバランスの乱れを誘発。と僕はそう捉えています。
ただでさえ、ホルモンバランスが安定していないお年頃(思春期)です。
ちょっと不調を感じているのなら、スマホを見る姿勢やゲームをする時間も考えてみませんか?
この子、本をタブレットのような感覚でスワイプしたりしています。微笑ましい光景なのかもしれないですが、僕はちょっとこれを観て、逆に笑えないですね^^;
英国の教員・講師協会(ALT)は、未就学児のタブレット使用の一般化に伴い、注意持続時間や運動能力、敏捷性、会話能力、社会性に関する発達の遅れ、ならびに攻撃的・反社会的行動や肥満、疲労感の増加が拡大しつつあると発表されています。
タッチパネルは巧みだが、積み木は不器用な幼児が増えている より抜粋
私たち大人が大人の都合で、安易にスマホを渡す行為を少し考えなくてはならないと思います。
子供の将来のことを考えて。。。