こんなことも設定次第!
カテゴリー:整体ブログ 公開日:2019年04月27日こんにちは
大阪堺/バランス整体院エールの木村です。
設定がいかに大事か!?
少し前のことですが、人と落ち合う用事があり市内に向かったのですが、待ち合わせ時間まで2時間ほどの空きがあったため、久々にタイ古式マッサージを受けました。
あのアクロバティックなストレッチ(笑)が大好きで、子供が生まれる以前は良く受けに行ってたものです。
贅沢にも90分コースで予約をし、楽しみにしてたんですね。
まぁ、しかし、それがですね^^;
タイ古式も、かれこれ数十回は受けてきてますが、
今までで一番下手というか、これってタイ古式なの?というか^^;(笑)
最初のファーストタッチで「んっ、なんだこのギコチナイ感じは?」
そしてふた押し目で「あっ、ハズレだわ(ToT)」と。
あまりの下手さ(リズムがない?)から、自分の中にイラっとした感情が湧いてきたのがわかったので、すぐさま内観してみました。
「確かにお前(自分)にとって、楽しみにしてた久々のタイ古式だよな?」
「リズム感全然ないし、触り方なんか嫌やし、イラつくのもわかる!」
「わかるけどな、イライラしたまま90分耐えるのか?その方が地獄だぞ!!」と心の声が
そして、我にかえり、
「そうだよな。表面的にいくら感情を抑えても、奥底でイライラしてればその感情は相手に伝わるやろうし、そんなことで相手の自信を消失させたくないよな。オレも施術する側の人間なんやし。」
「よし!だったら、ここは待ち合わせの時間まで寝かせてもらえる場だ!」と設定。
するとすると、「あらっ不思議^^」
さっきまでのイライラは瞬時になくなり、笑えるくらい、いきなりの睡魔が(笑)
そして、最後の仕上げの方のストレッチも上手くできないようなので、
こちらが出来やすいように体を動かしてあげると、カタコトの日本語で「ゴメンナサネ」と彼女。
自分も「いいよ!がんばれ。がんばれ^^」と肩を叩いてあげて、
ほのぼのした感情のまま、待ち合わせ場所に向かうことができたんですね。
もし、あのままイライラを抑えてマッサージを受けていれば、
そのイライラを抑制させるエネルギー消費と、そして、
相手の不安や自信消失の波動も、結局こちらに入ってくるため、
おそらく、ダブルでしんどくなるだけだったような気がします。
しかも、お金まで払って(笑)
最近、ストレスかかる環境時にこの手法をよく使います。
慣れてしまえば簡単で、意図的に設定してその出来事を良い意味付けに変えるだけなんですよ。
脳は騙されやすいため、その習性を利用して、あなたも是非、俳優になりきって演じてみてくださいませ(笑)
きっと、些細なことではストレスかかりにくくなりますから〜^^
ちなみに、心理学でいうABC理論というのがあります。
同じようなこと言われてますので記載しておきますね。
ABC理論とは、アルバート・エリス(Albert Ellis)が1955年に提唱した「論理療法」の中心概念です。
A:Activating event(出来事)
B:Belief(信念)
C:Consequence(結果)
ある出来事(A)に対して、こういう結果(C)が発生している。
それは、その出来事に対する信念(B)を持っているからであるという考え方です。
個々の性格や生きてきた環境、価値観などの違いによって、
人はそれぞれ異なった受け取り方や感じ方をしているため、
まったく同じ経験をしても、その人の捉え方(信念)によって、
ある人は喜び、ある人は悲しむといった違いが生まれます。
そして、この物事の受け取り方である「B:信念」を
論理的に書きかえることで不適応を治療しようとするのが、
論理療法のABC理論です。
A:出来事があって、C:結果があるのではなく、
その間に、B:ビリーフ(受け取り方や感じ方)による解釈があって、C:結果がある。
とくに不適切なB:信念をもっていると出来事は誤った解釈によって、
ネガティブな結果をうむことになるのが問題なので、ABC理論を用いて不適切なビリーフを修正し、
合理的で健全なビリーフに書き換えることがこの理論の目的です。