気象病

カテゴリー:整体ブログ 公開日:2019年07月27日

こんにちは
脳幹を刺激し自律神経を整える整体院
大阪/堺のバランス整体院エールの木村です。

気象病と側頭骨

 
うっとうしいお天気ですね。
 
こんな時期は当院でも、
 
疲れが取れない、
身体がだるい、
肩こりや頭痛、関節痛
めまい、フラつき
 
などの症状を訴える方が多く来院される傾向にあります。
 
そういう訴えが多くなる理由はどうしてか?
 
それは、気圧の変化によって誘発される
「気象病」が原因かもしれません。
 
どうして、こういう季節に特定の不調が多くなるのか?
不思議に思いますよね。
 
まだまだ、詳しいメカニズムについては不明なようですが、
主な原因は、気圧の【変化】です。
 
気象病と内耳
 
耳の鼓膜の奥に内耳という器官があります。
 
この内耳には気圧の変化を感じるセンサーが備わっているようで、
脳はこの内耳からの情報を基に身体を順応させていると考えられます。
 
ですから、気圧の変化などを内耳センサーが敏感に反応してしまわれる方は、脳へ過剰に情報が伝わってしまい、結果として、身体がだるい、肩こり、頭痛、めまい、関節痛などの様々な不調、つまりは自律神経の乱れにつながるのです。
 
今日は、この気象病のセルフ改善策を一つシェアしたいと思います。

 

ようは、内耳センサーが敏感に反応しているのをおさえれば、
本来、脳は気圧の変化などにも著しく影響されないため、自律神経も大きく乱れることはありません。

そして、その内耳センサーを正常にするためには、
内耳へ流入される血液を促進させること!

大抵、気象病について述べられているサイトでは、気象病の予兆である症状が出るタイミングで、酔い止め薬や抗めまい薬を飲むことを推奨されています。

理由は酔い止め薬や抗めまい薬には、内耳の血流を改善する働きがあり、内耳の状態を整えてくれるからです。

ですが、整体に通われる皆さまは意識が高いため、
おそらく、お薬自体飲むことに抵抗があると思われます。

僕自身も、安易にお薬に頼る行為はあまりオススメしていません。

よって今日は、お薬を飲まずとも内耳の血流を改善させる
めちゃ簡単なセルフケアをお伝えしてまいります。

両耳を軽くつまんで、上下横に5秒ずつ引っ張ったり、耳を横に引っ張りながら後ろに回したりしてください。それだけです。

当院が頭蓋骨の調整時に耳を引っ張る手技、あれです(笑)

施術を受けた方ならご理解できると思うのですが、めちゃソフトに引っ張ってますよね?
あんな感じの軽い圧でご自身の耳を上下横へと軽く引っ張ってみてください。

あと、もう一つ!
自分の手の平を頭頂部にのせます。

*百会あたりです。

百会と自律神経

そして、お母さんが子供の頭を撫でるようにゆっくりゆっくり、右回り、あるいは左回りに手の平を百会あたりを優しく触れながら10回から20回ほど回してみてください。回す方向は自分が気持ちいい方向でOKです!

すると、あら不思議?
頭が緩んできて脱力してきますから。

耳ひっぱりと頭なでなで、こんな簡単なセルフケアだけで
脳脊髄液の流れは促進され、自律神経やホルモンバランスを整えてくれますよ。

ぜひ、お試しあれ!