頭痛にも色々
カテゴリー:整体ブログ 公開日:2020年10月24日こんにちは
脳幹を整え自己治癒力を高める大阪界のバランス整体院エールの木村です。
今月は「頭痛」についてお話していきたいと思います。
頭痛の種類
季節の変わり目や台風などの影響で頭痛に悩まされている方も多くいらっしゃると思います。
かくいう私も、台風発生時には片頭痛が起こりやすいです(T^T)
頭痛にも様々な種類があり、それぞれ原因や対処法も異なっています。
頭痛があることに慣れてしまっている方も自分の頭痛は何が原因で起こっているのか?というのをぜひ知っておいてくださいね。それにより頭痛への正しい対処もできます。
症状を和らげる方法も知らないのと知っているのとでは全く違いますので、ぜひ参考にして下さい。
<日常的に起こる頭痛>
風邪や二日酔いなどが原因の頭痛です。
原因が解消されれば自然に治る、日常的に起こるものです。
<慢性頭痛>
原因疾患がなく、繰り返し起こる頭痛です。
いわゆる「頭痛持ち」の頭痛で、頭痛全体の約80%はこのタイプです。
大きく「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」の3つに分けられます。
<脳の病気に伴う頭痛>
くも膜下出血や脳出血など他の病気が原因で起こる頭痛です。
急激に激しい痛みがあらわれることが多く、生命にかかわることもあるので注意が必要!
※気になる頭痛があればすぐにかかりつけ医を受診しましょう。
ここからは慢性頭痛の種類と症状を和らげる方法をお教えいたします。
★片頭痛
特徴として片側のこめかみから目にかけて、脈打つように「ズキズキ」と痛みが出ます。
*両側に症状が出る場合もあります
吐き気を伴うものもあり、多い時は週に1、2回以上症状が出ることも。
また、身体を動かしたり頭を傾けると悪化したりする事もあります。
特に女性に多く、ストレスからくることが多いのも特徴です。
片頭痛はストレスからくることもあるため、症状が出ていない時に、あまり熱すぎないくらいのお湯に入浴することでリラックスする、という意味では入浴は良い方法と言えます。(症状が出ている場合は、悪化する可能性があるので要注意!)
片頭痛の症状が出ているときは、光や音にも敏感になります。なるべく暗くて静かな場所で冷たいタオルでこめかみを押しながら冷やして安静にしておくのが良いでしょう。
また、当院が片頭痛時にアプローチする部位があります。
それは側頭骨と後頭骨の縫合部分です。
片頭痛の方、結構ココ脈打ってます。ココをリリースしてあげると、脈打つ痛みが落ち着いてきます。自分で調整するのなら、ここの縫合をリリースするイメージで20秒ほど軽く耳を引っ張ったままにしてみてくださいね。数分後にズキンズキンした痛みが和らいできたらうまくリリースされている証拠です!逆に、痛みがキツくなるようなら、刺激が強いかも?しれません^^;
★緊張性頭痛
頭全体が締め付けられるような痛みが毎日続くことがあります。
子供から高齢者まで幅広い年代で見られます。
よく「ヘルメットをかぶったような」と表現され、原因として首・肩・背中周りの筋肉が固くなることで起こります。
ストレスからくることが多く、特に身体的ストレスが原因のことが多いです。
日頃から適度な運動を心がけ、同じ姿勢を続けないように心がけましょう。
仕事などで座りっぱなしのことが多い人は、こまめに休憩をとって気分転換をはかり、時々背すじを伸ばすなどして、筋肉をほぐすように努めましょう。
1日の締めくくりに、ゆっくりとお風呂につかったり、首や肩をマッサージするのが効果的です。
当院では、緊張性頭痛に対して背骨揺らしや、後頭骨と上部頸椎の間をリリースすることを軸にアプローチしています。
8月のブログにも記載した「でんでん太鼓体操」などはオススメですよ^^
詳しいやり方はyoutube「でんでん太鼓体操」で検索してみてください!
★群発頭痛
ある一定の期間(1~2ヶ月間)に集中して起こる頭痛です。
それ以外では年間を通してほぼ無症状なのが特徴です。
「目が抉られるような」「きりで刺されるような」と表現されるように激しい痛みを伴うこともあります。 主に男性に多く、アルコールやタバコなど、不摂生からくる血管の炎症が原因と言われていますが、いまだにその理由ははっきりしていません。
発症してすぐに病院で治療を受けられない場合は、患部を冷やし安静にすることで症状が和らぎます。 群発頭痛を誘発させるアルコールやタバコを控えるなど、日常生活での予防をしっかり行いましょう。こちらの頭痛は下手に触ると余計に悪化しますので、強いて言うなら目を休ませることをオススメいたします!
*危険な頭痛に要注意!
突然見舞われる強い頭痛はもちろんのこと、安静にしていても治まらない、あるいは繰り返し起こる頭痛が徐々にひどくなるような場合など、「いつもの頭痛と違うな」と思った場合には、必ず医師の診察を受けましょう。また、市販の鎮痛薬を服用しても一向に改善しない、あるいは鎮痛薬を飲む回数や量が増えてきた場合には、薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)という頭痛の可能性もありますので、そのような疑いがあるのなら、一度医師に相談されてみてくださいね。