内臓が冷えると緊急事態発生!?
カテゴリー:整体ブログ 公開日:2014年07月29日脳幹を調整し、免疫力・自律神経を整える大阪堺市/整体院エール 木村です
こんにちは!
冷えとむくみ
「猛烈に暑い!!」
35度なんて、もう当たり前ですね(汗)
そして、クーラーをガンガン入れるため、
冷え⇒むくみ を訴えられる女性の方がここの所やけに多いです。
冷えるとむくむ・・・「なぜ?」
と、先日お客さまから質問を受けました^^
理由は、
冷えの影響(寒冷刺激→血管を収縮させる)により、
血管やリンパ管が細くなり、流れが悪くなるからです。
手先、足先など身体の末端まで血液が十分届かないため
毛細血管から出てくる栄養や酸素が行き渡らなくなり、
また老廃物を毛細血管やリンパへと回収できにくくなります。
酸素が細胞へ行き渡らなければ、細胞内で「ボッ」と火がつきません。
それが【代謝の低下】です。
また、不要な老廃物が細胞内にとどまれば、
クリーンな栄養物や酸素がその細胞へと供給されません。
例えるなら、、、
満員電車(細胞)で降りる乗客(老廃物やCO2)がいないと、
乗りたい乗客(栄養素やO2)も乗れない…みたいなイメージ?^^;
結果、身体はどんどん水分を溜め込み、排出しにくくなって、
「むくみ」という症状につながります。
そして、そして、
下肢が冷える → 内臓が冷える →「緊急事態発生!」
といわんばかりに、
腋窩や鼡径部で手足へ送られるはずの血流量を減らし、さらに、手足が冷えるという負の連鎖になります。
少し大げさですが、、、
雪山で遭難したとき、手足の凍傷がひどいとその細胞は壊死するということはご存じですよね?
これは、単に冷えの影響だけではなく「内臓を守るため、手足を犠牲にしろ!」と脳が選択し、腋窩や鼡径部でその末端へと送られる血液を遮断した結果なんですね。
それのプチバージョンが、
ストレス負荷や冷え(寒冷刺激)による交感神経優位により
内臓血流低下 ⇒ 手足の血管収縮です。
さすがに、これらで手足が壊死することはありませんが、レイノー症状(血流不足により指が白くなる)、リウマチなどの手足の病状にだってありうりますので^^;
日頃から、
腹に溜めない!
お腹を冷やさない!!
を心がけたいものですね^^