季節性ギックリ腰

カテゴリー:整体ブログ 公開日:2023年02月25日

こんにちは 大阪堺/バランス整体院エールの木村です。

毎年のことですが、 この時期って “ぎっくり腰” の方からの問い合わせが急増します。

今年も先週からチラホラと^^;

皆さんの周囲にも、

「そう言えば、あの人いつも春にギックリされてるわ」って、思い浮かぶ人はいませんか(笑 

 

なぜ春に多いのか?

 

と言うことで、本日は

季節性ぎっくり腰!!

について綴っていこうと思います。

腰痛・ギックリ腰

実は春先って私たちの身体は、

「秋冬」→「春夏」モードへ移行します。

 

ワンちゃん飼われてる方なんかは想像つくと思いますが、 毛がボコっと抜け落ちますよね?

まさにその状態が「春夏」モードにシフト中なんですね。

 

目には見えない・感じないレベルですが、私たちの身体(細胞)は、

春夏秋冬に順じて、膨張 ⇆ 収縮 を繰り返しています。

 

そして春は【膨張】モードへとシフトチェンジする時期です。

【膨張】に適用するために周囲が緩まないと膨張できません。

だから筋肉も関節も、春になると緩んできます。

 

緩むというと何だかイメージ良いですが、

瞬間的な動きに対し関節が過剰に動かされないため、

筋肉がギュッと縮んで防御しています。

ですが、筋肉が緩みがち、関節も緩みがちだと、

瞬間的な動きに対し、筋肉の収縮が遅れてしまい、関節の過剰運動、

そして筋損傷を引き起こす結果になります。

だから、ギックリ腰だけに限らず、寝違いなどの突然の痛みも多い時期です。

 

2足歩行になったおかげで確かに人間は脳が発達しました。

でもそのデメリットとして

仙腸関節には相当のプレッシャーがかかることにもなりました。

 

確かにギックリ腰って、

他の哺乳類(4つ足動物)では見たことないですね^^;

 

ただでさえ不安定な仙腸関節です。

「春夏」移行期になって、体内からは膨張するわ、筋肉や関節は緩むわで

瞬間的な動きに瞬時に対応できなくて【ギクッ!!】となってしまうんでしょうね^^;

 

ということですので、この時期は皆さんも十分に注意してくださいね。

それでも「やっちまったなぁ!!」となってしまったら、

まず骨盤ベルト等で仙腸関節を縮めてみてください!

あとアイシングも忘れずに!

上手くいけば、それだけでも随分と楽になりますよ(^^)v

 

本日も最後までご拝読ありがとうございました。